自分をコントロールできない子供
大人でも仕事をしていても、何か気になることがあると仕事が手につかず、能率や業務の成績を上げられません。
でもそれは、決して仕事をする能力が低いからではないはずです。
ただ大人の場合は、いろいろな経験を積んで、自分をコントロールする方法を身に付けているので、もう一度仕事に集中できるように自分自身を仕向けることができるのですが、子供の場合は、そうは簡単にいきません。
その結果、自分を授業に集中させる方向に向けることができないまま、授業だけがどんどん先に進んで、本人はただポカンとして何も理解できない混乱状態が続いていく。
そのとき子供は、どうなっているのでしょうか?
授業の内容がさっぱりわからない自分を、どうやって取り繕うかに神経を集中させているはずです。
わかっていないことを、クラスメートに悟られないようにするにはどうしたらいいかとか、先生に当てられたらどうしようなどといったことばかりを考えているはずです。
授業など全く聞いておらず、授業からどんどん取り残されることになるのです。
大人なら、何とかしようと対策も立てるのでしょうが、子供には状況への十分な適応能力が育っていません。
つまり、授業に集中するという方向に自分を修正するだけの能力がまだ充分ではない、でもそれは本当にその子の能力とリンクしているわけではないのです。
まず、親がこの点の誤解を解くことから始めましょう。
たとえ成績が低迷していても、原因を正しく把握しようと努めれば、意外な要因が見えてくるのです。
いつもご愛読ありがとうございます。
二つのブログランキングに参加しております。
どちらもクリックで応援いただけますと幸いです。
近々で『子供のやる気を引き出す為の10ケ条』のメール講座を開始予定です。
乞うご期待です。
育児に関するカウンセリングを対面・電話・メールで受け付けております。
カウンセリング(コーチング)の詳細はこちら