「机の前で過ごす時間」への準備をさせる
前にもお話してように、幼稚園の目的は小学校での授業にきちんと集中できるように集団生活に慣れさせることで、勉強そのものではありません。
ただ、「学ぶ」ための準備とは言っても、幼稚園ではお遊戯やお絵かき、友達とお外で遊んだりなど開放感のある楽しい毎日が二年または三年の間続きます。
そうすると、子どもにはそんな楽しい毎日が今後ずっと続いていくような感覚が育って行ってしまうのですが、現実社会では、一生自分の好きな事だけをして過ごすことは出来ません。
努力して自分の能力を磨き、それを活かして働いて生計を立てていかねばならず、生きる道を自らの努力によって切り開いていかなければなりません。
そして、そのために小学校から勉強が始まるわけですが、そこでは幼稚園と違い「強制的な要素」が多く入ってきます。
例えば、授業中はじっと机に座っていなければならないし、先生の話もきちんと理解しなければならない、宿題もやっていかなければならないなどのことです。
子どもが小学校に上がって無理なく順応できるように、お母さんが「子どもが幼稚園でいったん慣らされた感覚から、頭の切り替えをしてあげる(その準備をする)」ことが必要になってきます。
小学校では机の前に座って何かをしなければならない時間があるんだよ、ということを、この時にしっかりと子どもに経験させ、意識させるようにしてあげましょう。
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