子どもの能力を伸ばすには 小学生編 4

「追い越さない、必ずついていく」

日常の勉強は「授業を追い越さない」、そして「授業に必ずついていく」が大原則です。

まず「授業を追い越さない」というのは、家庭で単元を勝手にどんどん進めないという意味で、学習はあくまでも学校の授業が中心であり、この「授業を追い越さない」は、子どもを授業に集中させて、先生の説明をしっかり理解させることが目的です。

もし、家庭で勝手に単元を進めると、「あー、そこ知ってる。もう勉強したもん。」となって、授業中気もそぞろになります。

しかし、「授業に集中する」、そして「先生の説明をしっかり聞く」という習慣をつくっておかないと、学年が上がるにつれて、大きな問題を抱え込むことになります。

なぜなら、小学校の教科内容をきちんと理解することは、とても大変なことで、授業中に子どもがちょっとでも気を抜いていると、もうそこは分からなくなってしまうかななのです。

小学校の授業は全くの基礎であり、大学受験にも繋がる各教科の考え方の基礎をしっかり作り上げられるように、「着実に積み上げる構成」になっているので、前提が理解できないと先に進めなくなります。

それなのに、授業はどんどん進んでいき、そうすると子供はさらに混乱してしまい、苦手意識が出てきたり、自信を失ったり、「自分は能力が低い」と思い込むようになってしまいます。

ところが、実際は「単に授業に集中できていなかった」あるいは「先生の説明をきちんと聞いていなかった」だけという場合がほとんどなのです。

つまり「ちょっと気を抜いていたために、そこから混乱が始まってその後の授業についていけない」という事態を避けるためには、最初から授業に集中するという姿勢をつくっておくことがとても重要になってきます。

途中で勉強が分からなくなったら、わかるところまで戻って、もう一度じっくりとその単元を理解するように、親がサポートする必要があり、必ず授業に追いつくようにしましょう。

 



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