一枚ずつ破る手間が達成感につながる
今日は手順についてお話します。
まずは、あらかじめ準備しておいたドリルを「一枚」与えます。
ドリルは、一時間を机の前で過ごすという目的に沿って、いろいろと順序などを工夫する必要がでしょう。
「お絵かき」から始めても、パズルや迷路でも何でも構わないと思います。
このとき、ドリルを一冊ポンと丸ごと置いて、今日はここまでやってみようかというやり方ではなく、事前に一枚破っておいて、それを与えるという方法が効果的のようです。
その理由は、子どもに「やり終えた」、あるいは「やり遂げた」という達成感を出来るからです。
本の形のままでは、「まだこんなにあるのか」と、残りの分量をみてげんなりしてしまうのでしょう。
一枚が出来たら、出来た部分に大きなマルをつけてあげましょう。
子どもは、「うまくできたかな」と、ちょっとドキドキしているはずなので、お母さんが子どもを見ながら笑顔でマルをつけてあげれば、子どもの気持ちは満たされ、机の前の時間を楽しいと思えるようになり、達成した時の感動を覚えることができます。
お絵かきの一枚だけでは一時間持たせるのは無理ですから、それが終わった段階で、「じゃあ、次はひらがなを一枚やってみようか」と、次のドリルを与え、それがまた終わると次の一枚と繰り返して一時間を過ごしましょう。
そして、お母さんがそれらをファイルに閉じておけば、丸のついたプリントがどんどん増え、子どもはそれを見て、より一層大きな喜びを感じることができるでしょう。
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