一体化・分離化を使い分ける
問題や状況にどっぷりとつかっている状態をアソシエーション(association)、距離を持っている状態をディソシエーテョン(dissociation)といいます。例えば、何か困難にぶつかったとき、いくら考えても解決策が見当たらず、八方塞がりな気持ちになったことはないでしょうか?
そんな時、あなたはその問題にアソシエートしています。
でも、その問題をちょっと離れたところから見ることができれば、気持ちに余裕が生まれ、新しい解決策を思いつくかもしれません。
これが、問題と距離を持ったディソシエーションの状態です。
このように、私たちはその場にいながら、その状況や問題にアソシエートしたり、ディソシエートすることが可能です。
子どもを指導する際には、アソシエーション、ディソシエーションを有効に活用します。
例えば、子どもが未来のビジョンを思い描いていたり、過去の成功体験を思い出していたりする時は、アソシエーションを促すことでエネルギーを与えることができるでしょう。
一方、問題を抱えて悩んでいたり、過去の失敗を思い返していたりする場合は、ディソシエーションを促すことで、そのことと距離を持たせることができます。
ちょっとしたスイッチの切り替えで、行動を起こすためのエネルギーを与えたり、新たな視点を持ち込んだりすることが可能になるのです。
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