「周囲への気後れ」が主な理由
子供が授業に集中できていない一番の理由は、実は「精神的な幼さ」にあります。
ここでの「幼い」とは、子供が自分の未来を真剣に考え、自分を伸ばそうと思うようになる時期がまだ来ていないことを意味します。
授業に集中するためには、子供が先生の説明を理解しようという積極的な姿勢を持っていなければなりません。
ところが、何らかの理由で気持ちが一歩引いているために、積極的になれないという場合があり、これは「周囲への気後れ」が原因であることが多いようです。
では、「気後れ」とは具体的にどういうことかというと、学校の中でのこともあるでしょうし、また家族の中でのことでもあるでしょう。
家族の中という場合、親が意識しないうちに、知らず知らず兄弟間でそういう気持ちになっているということも稀ではなく、優秀なお兄ちゃんに引け目を感じるといったことです。
また、子供が勉強以外のことで気になっていることがあるために、そちらに気が向いて、勉強の大切さに目が向かないという場合もあります。
例えば、子供が親に自分の方を向いて欲しいという願望が強い場合などです。
子供とは面白いもので、「同時に二つのことに集中する」といった器用なことができないのです。
そして、他に気になることがあれば、「勉強しよう。そうしなければ、自分の未来をつくれない」という発想が出てきません。
でも、親がきちんと準備すれば、いつかは転機が訪れます。
それも、「必ず」です。
ただ、どの時点でそうなるかは、子供によって異なります。
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