チャンク・ダウンする
チャンク(chunk)とは、(かたまり)という意味で、チャンク・ダウン(chunk down)は、塊をほぐすこと、チャンク・アップ(chunk up)は、かたまりをつくることです。たいていの場合、最初に生み出されてくるアイデアというのは、非常に漠然としているものです。
抽象度が非常に高いので、それを行動のレベルに移していこうと思ったら、チャンク・ダウンさせていく必要があります。
かたまりをどんどん小さいものにしていって、「見てわかる」「聞いてわかる」「触れてわかる」という状態にすると、それに伴って行動が起こしやすくなります。
例えば、チームの雰囲気として「明るい」「元気」「活発」などの言葉がよく使われますが、これではイメージが漠然としすぎて、そのチームの雰囲気を本当にわからせることは難しいでしょう。
しかしこの、「明るい」を、「自分から挨拶する」「声が大きい」「一日三回は笑う」などと、チャンク・ダウンして伝えれば、「明るい」ことの中身が具体的になり、日々の行動の中で実践しやすくなります。
フィードバックをもらうときも、チャンク・ダウンは効果的で、漠然と「あの本、どうだった?」と聞くより、「分量はどう?」「読みやすさはどう?」などと訊いてあげると、相手はそこに焦点を絞って読んだり、評価したりすることができます。
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