子どもが知っている世界は思った以上に狭いもの

私が中学生の頃、父親にこんなことを言われました。

『お前は大人になったらどんな仕事がしたいねん？』

私は何も答えられなかったことを覚えています。

何故なら私が知っている世間はあまりにも狭すぎたからです。

大人なら今までの経験で色んな職業を知っていると思っているでしょう。

しかし、あなた自身も（もちろん私自身も）ごく限られた業界のことしか知らず、世間には数えきれない程の

職業があると思います。

子どもにとっての世間とは両親や家族以外の人たちの職業なんて全く分からないのが当たり前です。

そんな子どもに『将来、何になりたい？』と訊く方が間違っているのではないでしょうか？

それよりも子どもが興味を持っているものや、得意としている教科を察知してあげて

『こんな事が好きなら、将来こんな仕事ができるよ。』と教えてあげることによって

子どもはやる気を出していくのです。

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