ゴールの先を問い続ける
「ゴール」という言葉に、「到達地点」や「終点」というイメージをもってはいませんか?ゴールは、そのようなものでは決してなく、ゴールは「通過地点」にすぎず、ある意味では「はじまり」を意味するものです。
これを実証する例がありますのでご紹介しましょう。
目隠しをして100メートルの全力疾走を試したことがあります。
ゴール地点では、他の人が手をたたいて待っています。
しかし不思議なのは、どんなに速く走ってきた人でも、ゴールの手前に来ると足踏みを始め、なぜかゴールの前で止まってしまうのです。
この理由は、ゴールまではいくらか予測がついていても、そこから先の障害物の有無や地面の状態について不安が起こるからだと考えられます。
しかし、実際のレースをみればわかるとおり、ゴール地点でいきなり立ち止まるレースはありません。
この認識は、子どもを指導する大人にとってとても大切で、大人は「それを達成したら、次はどうする?」「その次は何をする?」というように、子どもに問い続けなければなりません。
そうすることで、子どもがゴールを前に立ち止まってしまったり、ゴールを通り過ぎた後で燃え尽きてしまったりするのを防ぐことができるのです。
ゴールの達成は、ゴールを次へのスタート地点と意識することにより、ようやく可能になるのです。
目標が決まったら、その先の目標について話します。
「この目標を達成したら、次はどんなことができるようになると思う?」
「この目標の向こうには何があると思う?」
「この目標を達成したら、君は何を手にすると思う?」
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