子供を指導するうえで大人が注意するべきこと 5

子どもに毅然とリクエストする

人間は、自分の「要求」をはっきりと言葉にすることには抵抗があるものです。

なぜなら、断られたり、拒絶されたりするかもしれないからです。

それを避けるために、大人は正論を言ったり、交換条件を用意したりします。

しかし、コミュニケーションは、九割以上が要求です。

要求をして断られることもありますが、要求は断られる可能性があるというところから始まります。

コミュニケーションは、単なる情報交換ではなく、大人が望むもの、求めるものを通してもらうためのものに他なりません。

子どもはよく不平・不満を口にしますが、たいてい要望を口にできないことが原因になっています。

要求できないことが、不平・不満になって表れるのです。

その場合は、不平・不満そのもではなく、「何かしてほしいことはある?」「してほしくないことは?」と、子どもの要望を聞きだすのです。

不平・不満の背後には、言葉にできていない要求があります。

であれば直接それを聞き出してしまう方が解決は早いのです。

 



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